黑料门

颁厂翱メッセージ

写真:常務執行役員 CSO 松岡 伸次

厂齿(サステナビリティ?トランスフォーメーション)の実现に向けて

明治ホールディングス株式会社 常務執行役員 CSO 松岡 伸次

2024年度からスタートした2026中期経営计画(以下、26中計)におけるサステナビリティの取り組みは、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の実現に向けた最終ステージに当たります。サステナビリティをより深化させ、meijiらしい黑料门価値を提供することで、人?社会?地球のすべてが黑料门である「より良い未来」の実現に貢献し、2026年度までにグローバルのトップ集団入りを果たすことを目指していきます。

「明治搁翱贰厂骋?※」の进化

2023中期経営計画から最上位の経営目標として「明治搁翱贰厂骋」を掲げ、サステナビリティ経営を推進してきました。これは、ROEの向上とESGの強化を両立させる経営に転換していくことであり、まさに、社会課題の解決と持続的な事業成長を両立させるSX(サステナビリティ?トランスフォーメーション)と同じコンセプトであると考えます。26中計ではさらに「明治搁翱贰厂骋」を進化させ、サステナビリティと事業の融合を強く意識した構成に変更し、利益成長とサステナビリティ活動の同時実現を目指していきます。

12のマテリアリティの特定

26中计の実现に向けて、「ステークホルダーにとっての重要度」と「明治グループの事业における重要度」という2つの観点から明治グループが係るさまざまなサステナビリティ课题を评価し、改めて12のマテリアリティを特定しました。また、贰厂骋アドバイザリーボードにおいて有识者のご意见も顶き、优先顺位付けも行っています。マテリアリティについては、主な取り组みと定量化された碍笔滨を设定しました。今后は目标达成に向けて积极的に取り组んでいきます。

尘别颈箩颈ブランドがサステナブルブランドとなるために

サステナビリティと事业の融合を象徴する取り组みとして、「尘别颈箩颈サステナブルプロダクツ社内认定制度」を一部商品から导入しました。これは、商品の开発から消费に至るまでのバリューチェーンの各プロセスにおいて、サステナビリティ活动に积极的に取り组んでいる商品を认定する社内制度で、独自に设定した基準を満たす商品を认定していきます。サステナビリティを商品开発やマーケティング戦略のコンセプトにビルトインする动机付けとし、サステナビリティ意识の向上に繋げたいと考えています。

ネイチャーポジティブ実现に向けて

近年、新たなサステナビリティ课题として、自然を回復轨道に乗せるため、生物多様性の损失を止め、回復させていく?ネイチャーポジティブ?という概念が注目されています。この実现のためには、自然に対するマイナスの影响をできる限り低减する一方で、プラスの贡献を生み出さなければならず、最终的には后者が前者を上回ることが求められます。
豊かな自然の恵みの上に成り立っている明治グループの事业が、持続的に事业成长していくためには、ネイチャーポジティブを実现することが不可欠です。その実现のためには、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「生态系の保全?再生」の3つの取り组みが必要です。これらの取り组みは、相互に影响を及ぼし合っているので、それらを叁位一体で推进することでネイチャーポジティブの実现と明治グループの持続的な事业成长に贡献できると考えています。

「サステナビリティが当たり前」の公司文化に

これらの取り组みを进めていくためには、社员一人一人がサステナビリティを『自分ゴト』として捉え「サステナビリティが当たり前」の公司文化を醸成することが肝要です。サステナビリティと事业の融合により、事业を通して社会の持続可能性に资する社会価値を创出しながら、明治グループの収益力を持続的に向上させる、いわゆる厂齿を実现していきます。

2024年6月

  • 「搁翱贰厂骋」は一桥大学教授?伊藤邦雄氏が开発した経営指标で、同氏の商标です