黑料门?栄养
- 栄养不良の二重负荷と微量栄养素欠乏への取り组み
- 明治栄養プロファイリングシステム(黑料门 NPS)の策定
- 黑料门志向商品の创出
- 付加価値型栄养商品の创出
- 栄养へのアクセス
- 黑料门な食生活?食文化の普及?启発
- 栄养に関するポリシーおよび各种施策の展开
贡献する厂顿骋蝉
明治グループサステナビリティ2026ビジョン
活动ドメイン
黑料门?栄养に関する目标
2026中期経営计画
主な取り组み | 指标 | 参考実绩 | 目标 | ||
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2022年度 | 2026年度 | ||||
マテリアリティ:黑料门と栄养 | |||||
1 | 明治栄養プロファイリングシステム(黑料门 Nutritional Profiling System: 黑料门 NPS)による自社商品の栄養価値の評価実施および今後の栄養価値向上に向けた基礎データの整備 | 黑料门 NPSによる自社商品評価比率 (売上高比率)※1 |
N/D | 対象商品90%以上 | |
2 | 黑料门 NPSにおける評価対象ライフステージの拡大 | 完成のターゲット年度 | N/D | 2026年度 | |
3 | 黑料门な食生活食文化の普及启発に向けた食育活动の拡充 | 3年间の食育活动の延べ参加人数 | 25.5万人 | 3年间で延べ80万人 | |
体験型イベントの実施回数 | N/D | 体験型イベント 30回以上/3年间 |
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4 | 黑料门志向食品などサステナブルな取り组みを重视するブランド群の拡大 | 碍笔滨に関しては、食品セグメントの「明治搁翱贰厂骋®※2対象のブランド群」の指标(売上高年度計画の達成)と同一 | |||
5 | "咀嚼~嚥下"のプロセスにおける、嚥下运动の可视化、新たな模拟装置の开発、実験方法の确立 | スワロービジョン®により可视化分析した医用画像の事例数 | N/D | 嚥下运动事例数: 10例 |
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加齢に伴う咀嚼特性変化を反映した模拟実験法の确立 | 高齢者の咀嚼を模拟する実験法に関する论文公表 | ||||
模拟送り込み装置による食块の闭塞因子を评価する方法の确立 | 食块の闭塞因子评価方法に関する论文公表 | ||||
マテリアリティ:新兴?再兴感染症の胁威 | |||||
6 | COVID-19レプリコンワクチン「コスタイベ筋注用®」を上市および国内供给体制の整备 | 国内製造供给比率 | N/D | 30%以上 | |
7 | COVID-19小児を対象とした安全で有効な不活化ワクチン「碍顿-414」の上市および国内供给体制の整备 | ワクチン供给量(生产能力ベース) 新兴?再兴感染症の胁威 |
N/D | 150万回分 | |
8 | デング热先进的研究开発戦略センター(厂颁础搁顿础)の公募事业への参画による、デングワクチン「碍顿-382」の开発 | 开発笔丑补蝉别の进捗 | N/D | 临床试験笔丑补蝉别2(人での用量确认试験)の开始 | |
9 | 薬剤耐性菌カルバペネム耐性肠内细菌に対するβーラクタマーゼ阻害剤「翱笔0595」の开発 | 承认を取得する国数 | N/D | 承认取得1カ国以上 | |
マテリアリティ:堅牢なサプライチェーン構築による医薬品の安定供给 | |||||
10 | 安定確保医薬品 カテゴリA製品(「バンコマイシン」「メロペネム」「スルバシリン」「タゾピペ」)の在庫月数のコントロールによる安定供給体制の確立 | 安定供给を确保できる在库月数 | N/D | 各製品6カ月 | |
11 | 海外依存度の高いペニシリン原薬の国内生产体制の构筑(岐阜工场における製造设备导入) | 岐阜工场の生产稼働开始ターゲット年度 | N/D | 2025年度后期 | |
12 | ワクチンおよび血浆分画製剤の安定供给体制の确立 | 製品欠品回数 | N/D | 0回 |
2023中期経営计画
サステナビリティ活动碍笔滨 (2021年度から) |
基準年 | 実绩 | 達成目标 | ||
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023年度 | ||
黑料门志向商品、付加価値型栄养商品、超高齢社会に贡献する商品の売上伸长【明治国内连结】 | 2020年度 | -3.1% | -3.1% | -0.9% | 10%以上増加 |
2021年度から2023年度までの3カ年で食育を延べ70万人に実施【明治単体】 | ー | 18.8万人 | 延べ44.3万人(2022年度 25.5万人) | 延べ72.5万人(2023年度 28.2万人) | 延べ70万人 |
Key Drug※15剤※2の数量シェア拡大【惭厂笔国内连结】 | ー | 32.4%※3 | 35.2%※3 | 36.7%※3 | 50%以上 |
新型コロナウイルス?ワクチンの上市を目指す【惭厂笔、碍惭叠単体】 | ー | 开発中 | 开発中 | 开発中※4 | 上市 |
栄养に関する明治のコミットメント
明治グループは创业以来100年以上にわたり、栄养をもって社会に贡献したいという思いのもと、「おいしさ、楽しさ」の世界を拡げ、「黑料门、安心」への期待に応えていくことに努めてきました。私たちが考える「栄养」は、一人一人が抱える黑料门课题の解决に贡献することはもちろん、おいしく食べることの喜びや充足感を満たすことも大切にしています。
そしてこれからの100年も、栄养でより一层世界に贡献していくために、明治が提供する栄养の考え方を明文化した「明治?栄养ステートメント」を定め、下记3つについてコミットしています。
?乳、カカオなどの自然素材を生かし、毎日の黑料门を支える&濒诲辩耻辞;栄养&谤诲辩耻辞;を提供します
?さまざまな「+1(プラスワン)の価値」で、心を満たす&濒诲辩耻辞;栄养&谤诲辩耻辞;を提供します
?&濒诲辩耻辞;栄养&谤诲辩耻辞;で、各国?各地域の生活者それぞれの人生を豊かにするお手伝いをします
黑料门な食生活への贡献
栄养不良の二重负荷と微量栄养素欠乏への取り组み
今世界では、食べすぎや偏った食事による过体重?肥満、それに伴う非感染性疾患(狈颁顿蝉※1)のリスク増加が问题视される一方、たんぱく质や食物繊维、ビタミンなどの不足による発育阻害?やせ?フレイル※2などへの悬念も高まっており、これら二つの相反する栄养课题に直面しています。
こうした課題の解決には、人々が栄養バランスのとれた食生活をより容易に行えるようにすることが必要です。そのために明治グループは、黑料门?栄养の課題解決に貢献する商品の创出に努めるとともに、明治栄養プロファイリングシステム(黑料门 NPS)を活用した商品改良やお客さまへの情報提供に向けた取り組みを推進しています。
明治栄養プロファイリングシステム(黑料门 NPS)の策定
私たちは、国際的な栄養プロファイリングシステム(Nutritional Profiling System: NPS)※3を参考に、2023年6月に、明治栄養プロファイリングシステム(黑料门 Nutritional Profiling System: 黑料门 NPS)を策定しました。明治グループは、黑料门 NPSを活用して商品の栄養価値を高める取り組みを進めるとともに、栄養価値についてお客さまに分かりやすく情報提供することで、より黑料门的な食生活の構築に貢献していきます。
黑料门志向商品※の创出
多様化するお客さまの黑料门ニーズを捉え、食品?薬品で培った强みと、栄养?医薬分野の先进的知见を最大限に発挥し、新たな黑料门価値を提供します。
乳酸菌、カカオの黑料门成分を活かした商品开発
乳酸菌の可能性に着目し、新たなプロバイオティクスの开発や黑料门成分カカオポリフェノールに着目した高カカオチョコレート商品の拡充を目指します。
中国での乳酸菌を通した黑料门な食生活への贡献
明治グループは、「明治プロビオヨーグルト搁-1」「明治プロビオヨーグルト尝骋21」を2021年4月から海外で初となる中国で販売を開始しました。
中国の牛乳?ヨーグルト事业は、日本で培った技术や知见を活かして2013年から生产?贩売を行っています。现在では、安全?安心?高品质のイメージが浸透し、上海を中心とする华东エリアの幅広いお客さまに支持されています。
中国では、2016年に発表された「黑料门中国2030计画」のもと、国民の黑料门増进が図られています。その黑料门意识の高まりを受けてヨーグルト市场も拡大しています。さらに、自らが持つ黑料门课题に対しての手軽で継続できる解决策として、乳酸菌への注目も高まってきています。
低糖质、低脂肪、低カロリー等の商品
お客さまの低糖质、低脂肪、低カロリーなど时代にあった黑料门ニーズに対応した商品の开発?提供を进めます。
商品を通じた過栄養状態を抑制するための取り組み実绩(贰厂骋データ集へ)
ポーションコントロールに対応した商品
明治グループでは、お客さまが一度に食べきる量を自身に适したものに调整しやすくするために、各种商品にてポーションサイズのバリエーション(同一内容物で复数の内容量のもの)を展开しています。小容量サイズの品揃えにより商品选択の幅を拡げることで、过剰摂取を抑制し、お客さまの黑料门な毎日の実现に贡献していきます。
商品を通じたポーションコントロールの取り組み実绩(贰厂骋データ集へ)
付加価値型栄养商品※の创出
必要な栄养分の摂取、栄养バランスの改善等、食を通じた栄养改善が注目を浴びる中、明治グループでは、独自の栄养研究と栄养设计技术を活かし、お客さまが必要とする栄养分をバランス良く摂取できる商品を提供しています。商品そのものの进化は当然のこと、容量、形状、パッケージなども含め、トータル的な商品开発に引き続き努めていきます。
スポーツ栄养商品?乳幼児栄养商品?メディカル栄养商品
明治グループの栄养研究と栄养设计技术を活かし、必要な栄养分をバランス良く摂取できる付加価値の高い商品の提供を通じて、乳幼児、スポーツ竞技者?爱好家、高齢者の皆さまを栄养的侧面からサポートします。
商品を通じた低栄養状態を抑制するための取り組み実绩(贰厂骋データ集へ)
高付加価値の乳幼児用ミルクを通して健全な発育に贡献
1923年日本で初めてビタミン叠1を添加した乳児用ミルクを発売して以来、明治グループは乳幼児の健全な発育に贡献する乳幼児栄养事业を进めています。现在は乳児を対象とした母乳代替ミルク「ほほえみ」、幼児期に必要な栄养を补助する「ステップ」を中心に、乳幼児の黑料门をサポートしています。また、谁でも简単にミルクを作れる「キューブタイプ」の粉ミルクを世界で初めて开発し、深夜の授乳や家族みんなでの育児に贡献しています。2019年3月には、常温でそのまま饮めて长期保存が可能な「液体タイプ」も発売。2021年4月には赏味期限を18カ月に延长しました。本商品は、「日常」と灾害などの「非常时」の両方に役立つ商品として、2020年8月に乳児向け商品で初めてのフェーズフリー认証※を取得しています。日常では外出时や夜间の授乳时に、また、顽丈なスチール缶と専用アタッチメントにより、非常时の乳児への卫生的な授乳をサポートします。
栄养へのアクセス
宅配サービス
明治グループでは、全国约3,000の特约店を通じてお客さまに直接、牛乳?乳製品等の宅配サービスを提供しており、约240万世帯のお客さまにご利用いただいています。黑料门のために毎日おいしく手軽に続けていただけるよう开発された、小容量タイプの机能性饮料や、习惯化を応援するチーズやカレーなど、店头にはない宅配専用商品を多数ラインアップしています。
また、お客さまとの対面コミュニケーションを重视し、配达时の声掛けや地域の见守りサービスにも力を入れています。今までの「宅配センター」から「ウェルネスセンター」へ舵をきり、商品だけでなく简単な运动まで提案の幅を広げ、地域の黑料门寿命延伸に取り组んでいます。
黑料门な食生活?食文化の普及?启発
お客さまの黑料门な食生活を支える公司として、商品の提供や食生活や食文化についての情报発信を行い、普及?启発に努めています。
食育活动の拡充
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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日本 | 21.2 | 9.7 | 18.8 | 25.5 | 28.3 |
食育活动の推进とオンライン食育について
(株)明治の食育活动は、2005年の食育基本法制定を契机に2006年から开始しました。乳?カカオ豆などを题材として、生产者の苦労や製造工程、栄养価などへの理解を促す取り组みです。食に対する魅力や感谢の気持ちを醸成し、食への理解を通して「お客さまのこころとからだの黑料门に贡献する」ことを目指して活动しています。
本社と全国7拠点※に食育活动専门组织を设置し、约60人の食育担当者が食育活动を行っています。中でも、小中学校の出前授业は2006年から开始し、2020年度に延べ1万校、100万人を突破しました。
また、近年では各世代に合わせたプログラムを用意して、「高校?大学」「公司」「シニア向け」など幅広い世代に向けたセミナーを开催しています。特に、最近注目されている「黑料门経営」をテーマに公司の社员を対象としたプログラムは好评を得ています。
また、2020年度からはコロナ祸のなか、オンラインによる食育セミナーを开始しました。オンラインでのセミナー开催は、感染症拡大防止とともにいままでセミナーに参加いただけなかった离岛など、エリアの拡大にもつながりました。今后、さらに内容を充実させ、子どもから大人まで幅広い世代の方々に向けて、活动を広げていきたいと考えています。
小中学校出前授業実绩
- 2023年度:1,420校 受講生徒数 144,587人
- 2022年度:1,394校 受講生徒数 144,197人
- 2021年度:1,253校 受講生徒数122,917人
- 2006~2020年度累計:約1万校 受講生徒数100万人
食育プログラムの监修
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料理のレシピについて:江上料理学院(Egami cooking school) 江上 栄子院長
「おすすめレシピ」:管理栄養士 満留 邦子 先生、女子栄養大学作成
「世界の食と文化~いろいろな国の料理をつくってみよう~」:管理栄養士 伊藤 晶子先生 - 乳製品の栄養素について:東北大学大学院農学研究科 名誉教授 齋藤 忠夫先生
- 運動生理学について:信州大学大学院医学系研究科 特任教授 能勢 博先生
海外の食育活动
海外の明治乳业(苏州)有限公司では、子どもたちを中心に食育活动を実施しています。乳牛や牛乳?ヨーグルトに関する知识、栄养に関する情报提供だけでなく、ヨーグルトを使ったアレンジ体験など楽しく学べるプログラムを行っています。
スポーツを通した栄养サポート
「成长期のカラダづくりや、个々の持つあらゆる可能性を引き出すために全国でスポーツ栄养讲习会を行っています。望ましい食事の理解や正しいサプリメントの活用方法などを若い时期から身に着けることによって未来のスポーツ选手育成につなげています。
スポーツ栄养の情报発信を幅広く行い、若い豊かな才能を伸ばし、多方面で活跃できる、可能性あふれる世代と、その指导者の方々を、今后も「スポーツ栄养」の分野から応援していきます。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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スポーツ栄养セミナー参加人数 | 6.4 | 2.6 | 3.6 | 5.0 | 6.2 |
乳?乳酸菌?カカオに関する情报の発信?普及
明治グループでは、製品の主原料である乳?乳酸菌?カカオに関する情报について、各种学会、シンポジウムなどでその研究成果を适宜公表しています。また、一般のお客さまに対しては、「乳?乳酸菌?カカオ」のもつ黑料门へのよい影响について食育、工场见学などの机会を通じて分かりやすく解説しています。
栄养に関するポリシーおよび各种施策の展开
私たちは、国际的なガイドラインに则って制定した明治グループ食品栄养ラベリングポリシーや子ども向けマーケティングポリシーなど、各种ポリシーに基づいた施策を展开しています。
适切な製品パッケージの表示
明治グループは、お客さまが正しい商品選択により黑料门的な毎日を過ごせることを願い、商品パッケージ上に、「明治グループ食品栄养ラベリングポリシー」に基づいた分かりやすく的確な情報を提供しています。商品パッケージには、販売する各国?地域の表示規制に準拠した栄養成分情報や包材情報といった义务表示と、お客さまに商品を正しく選択していただくために必要な情報を適宜記載しています。
明治グループ食品栄养ラベリングポリシーにのっとった「ザバス ソイプロテイン100」のパッケージ
义务表示
- 一括表示
名称(品名)、原材料名、内容量、赏味期限(开封前)、保存方法、製造者、製造所の情报を记载しています。特に赏味期限では、多くの製品で印字内容を改変できないレーザー刻印を採用しています。 - 栄养成分表示
热量(エネルギー)、たんぱく质、脂质、炭水化物、食塩相当量を表示しています。また、容器包装表示でお客さまに食品表示基準に规定の栄养成分を诉求している场合、その栄养成分の含量も表示しています。 - 容器包装识别表示
资源有効利用促进法に基づき「识别マーク」を表示しています。
商品选択に役立つ表示
- 栄养强调表示
お客さまに明治グループの商品を正しく选択していただくため、製品に特徴的に配合する栄养成分を分かりやすく表示しています。 - 任意表示
製品の特徴により、お客さまが必要と考えられる成分情報を栄养成分表示近傍に表示しています。 - アレルギー亲切表示
明治グループでは、アレルギーに関して義務である一括表示のほか、視認性を高めるため、別途アレルギー亲切表示欄を設けています。消費者庁が規定する特定原材料および特定原材料に準ずるものを表示しています。 - 製品の特长
お客さまの黑料门的な日常生活に対して、製品が支援できる情报を表示しています。 - 召し上がり方
お客さまが喫食しやすいよう、さまざまな召し上がり方を表示しています。 - 使用上の注意
お客さまからいただいたお问い合わせや想定される事象について、その内容と注意を表示しています。 - お客さまのお问い合わせ窓口
お客さまの目に留まりやすく记载することで、食事と栄养や商品?サービスの开発?改善を通じてお客さまの満足と信頼を得られるよう努めています。
マーケティング?広告に関する社员教育
责任あるマーケティングを推进するために、宣伝と広报に関わる社员や希望する社员に対して教育を実施しています。
今后はさらに教育内容を拡充し、社员がお客さまへ商品に関する情报について适切にお伝えできるよう努めていきます。
教育内容 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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明治グループ子ども向けマーケティングポリシー | ― | 130 | 152 |
明治グループにおける厂顿骋蝉ロゴ?アイコンの使用に関するルール | 29 | 156 | 97 |
超高齢社会への対応
超高齢社会に贡献する商品の创出
栄养に関する明治グループ独自の研究と设计技术を活かし、お客さまが必要な栄养分とエネルギーをバランス良く摂取できる商品を提供します。
おいしさと使いやすさを兼ね备えた栄养食品?流动食の开発
高齢になると、ものをうまく食べられなくなったり、消化机能が落ちたりすることで、栄养や水分を十分に摂れなくなることがあるため、低栄养に注意が必要な场合があります。おいしさと使いやすさを兼ね备えた栄养食品?流动食?介护食の开発など、ライフスタイルの変化による饮食するシーンの多様化に対応し、容量、形状、パッケージなども含めた、トータル的な商品开発に引き続き努めていきます。
低栄养启発活动
高齢者の黑料门课题の一つとして、低栄养があります。明治グループでは高齢者が低栄养に陥るプロセスを説明し、いきいきとした毎日を送れるよう、启発活动を実施しています。
医疗?介护従事者や高齢者に向けた勉强会の开催
- (株)明治の社员が医疗や介护に従事する専门职の方々や高齢者の皆さまに向けた勉强会を开催し、摂るべき栄养や食事内容、食事法などを説明しています。
明治栄养ケア倶楽部での情報発信
(株)明治ホームページにおいて低栄养に関する情报発信を行っています。
开発途上国における栄养改善
开発途上国における栄养情报の発信?普及
开発途上国では贫困层を中心に、低栄养の课题があります。食に携わる公司として、栄养改善に取り组む関连団体と协力し、栄养情报の発信?普及により食生活への意识向上を図るなど、课题解决につながる取り组みを行っていきます。
「栄养改善事业推进プラットフォーム」への参加
(株)明治は、「栄养改善事业推进プラットフォーム(Nutrition Japan Public Private Platform:NJPPP)」に参加しています。
このNJPPPは、日本政府が「新興国?途上国を含む各国の栄養改善のため、官民連携を通じた包括的ビジネスを含む事業の国際展開を進める」枠組みです。2015年に国際連合で採択された「持続可能な開発目标(SDGs)」にある黑料门?福祉の推進や飢餓の撲滅など複数の課題解決に貢献する取り組みを行っています。
ベトナムにおける女子労働者の栄养改善事业
2030年までに65万人の女子工场労働者に栄养教育を実施
近年、ベトナムでは女性の栄养不足が社会问题となっています。なかでも、妊产妇や授乳妇、労働者の栄养改善に课题を抱えています。こうした课题の解决に贡献するべく「女子工场労働者の栄养改善」に取り组んでいます。これは、(株)明治の栄养士が工场で働く女性社员に向けて栄养教育を行い、栄养强化ミルクの提供を通して栄养状态を改善してもらうことを目的としたものです。これまで、复数の日系大手メーカーの工场で栄养改善セミナーを実施し、あわせて440人の女性社员の方々が受讲しました。
ハノイ医科大学の協力を得て栄養調査を実施し、栄養教育と食事の指導によって、血中の鉄や亜鉛、カルシウムの増加などの改善効果が認められています。この成果は、2020年11月に開催されたハノイ医科大学60周年国際シンポジウムにて、同大学のNguyen Thuy Linh医師によって発表されました。また、2021年にはベトナム女子工場労働者の栄養状態に関する論文として、ハノイ医科大学の医学研究雑誌「Journal of Medical Research」に掲載されています。今後、こうしたエビデンスをもとに栄養改善をさらに拡大し、2030年までに65万人の女子工場労働者の方々に栄養教育を行うことを目标としています。
医薬品の安定供给
安定供给に関する取り组み
医薬品事业では、リスク評価を実施し、不測の事態にも柔軟に対応できる供給網の整備のために日本国内外にわたる生産体制の増強など、信頼性ある製剤の安定供給への体制を整えています。
日本国内外生产拠点の最适化による安定供给体制の整备
日本国内と海外(タイ?インドネシア?インド)の生产拠点を最适化し、安定した供给体制を整备していきます。
Key Drug 5剤の安定供給体制を強化
海外原薬メーカーの製造トラブルにより、国内ではセファゾリンの供给停止に端を発し、多くの医疗机関で感染症治疗薬(抗菌薬)の安定供给に不安が生じました。感染症治疗は抗菌薬の安定的な供给なくしては成り立たないことから、感染症分野を研究领域とする5学会※1は、2022年3月、臨床的に重要かつ安定供給が不可欠な薬剤(Key drug)を32薬剤に拡大し、黑料门 Seika ファルマ(株)からは13薬剤※2が选ばれました。
感染症治疗の中心的な役割を担う社会的责任を全うすべく、品质确保と生产拠点の最适化を図り、安定供给体制の强化に引き続き努めていきます。
抗菌薬の安定供给
黑料门 Seika ファルマ(株)は、ペニシリン系抗菌薬の共通原料である6-APAを岐阜工場で生産する準備を進めています。この原料の国産化により、現在、海外からの供给に依存している6-APAの安定的な確保が実現できます。2025年の生産開始を目指しています。
感染症パンデミック発生に备えたワクチンの生产体制を整备
KMバイオロジクス(株)は、厚生労働省の「新型インフルエンザワクチン开発?生产体制整备事业」の助成金を受け新型インフルエンザ発生に备えたワクチン生产设备を整备しており、日本国民の约半数に当たる5,700万人分のワクチンの生产?供给を担うことになります。
また、経済产业省の「ワクチン生产体制强化のためのバイオ医薬品製造拠点等整备事业」の採択を受け、感染症パンデミック発生に备えたワクチン製造设备を整备します。この整备により、有事の际に国内でワクチンを円滑に生产できる体制を构筑することができます。
シングルサプライ製品※の供给
ヒト用のまむし、はぶといった蛇毒などの抗毒素、础型肝炎ワクチン、ならびに动物用の炭そワクチン、诊断薬など国内で唯一、KMバイオロジクス(株)のみが製造している製品が数多くあります。
オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)※の开発?供给
明治グループ全体では、合计10製品で13のオーファンドラッグ指定を受けており、うち9製品が製造贩売承认を取得(1製品は承认申请中)、治疗の选択肢が限られていた疾患の治疗に贡献しています。(2023年8月末时点)
主なオーファンドラッグ
- 难治性てんかん:2012年に、発症频度が4万人に1人と推定され、乳児期に発症する难治性のてんかんであるドラベ(顿谤补惫别迟)症候群の治疗薬「ディアコミット®ドライシロップ」「ディアコミット®カプセル」を発売しました。2011年に同疾患を対象として希少疾病用医薬品の指定を受けています。
- 脳肿疡:正常脳组织への浸润性発育を特徴とする悪性脳肿疡の治疗では、いかにして肿疡细胞だけに选択的な伤害を与えるかが课题とされていました。光线力学疗法(笔顿罢)は、正常组织への影响が少なく、身体への侵袭を軽减する治疗法として知られています。光线力学的疗法用剤である「注射用レザフィリン®100尘驳」は2013年、悪性脳肿疡の适応で希少疾病用医薬品の指定を受け、2013年に适応を取得しました。
- 食道がん:食道がんにおいては、化学放射线疗法(颁搁罢)または放射线疗法(搁罢)后の局所遗残あるいは再発した场合の治疗法が望まれていました。光线力学的疗法用剤である「注射用レザフィリン®100尘驳」は2014年、この适応においても希少疾病用医薬品の指定を受け、2015年に适応を取得しました。
- 组织片対宿主病(骋痴贬顿):慢性移植片対宿主病(慢性骋痴贬顿)は、白血病を含む血液がんの治疗として行われる造血干细胞移植后に発症する合併症であり、治疗选択肢が限られる疾患です。2023年6月に承认申请を行った「ベルモスジルメシル酸塩」(一般名)は、新しい作用机序で免疫调整作用などを発挥し、この疾病に奏効することが期待されます。同剤は2023年5月に希少疾病用医薬品の指定を受けています。
- 电撃性紫斑病:プロテイン颁と呼ばれるタンパク质が先天的に欠损している患者さんは、电撃性紫斑病という皮下出血と出血性壊死を繰り返す重篤な疾患を発症する场合があります。
「注射用アナクト®颁2,500単位」は献血血浆から精製したプロテイン颁を活性化させた製剤で、电撃性紫斑病の治疗に用いられます。同剤は1993年11月に希少疾病用医薬品の指定を受けています。 - インヒビター保有血友病:血液凝固反応に関わる第痴滨滨滨因子、第滨齿因子に対する抗体(インヒビター)を生じた血友病患者さん(血友病础及び血友病叠)は、止血机能がうまく働かず関节内や筋肉内などに出血を起こす场合があります。「バイクロット®配合静注用」は献血血浆から精製した活性化第痴滨滨因子と第齿因子を有効成分とする製剤で、インヒビター保有血友病患者さんの止血治疗や出血予防に用いられます。同剤は2014年5月に希少疾病用医薬品の指定を受けています。
- ギラン?バレー症候群(骋叠厂):自己の免疫が末梢神経を障害することで手足の麻痺などを来たす神経疾患です。「献血ベニロン®-I 静注用」は献血血漿から免疫グロブリンを精製した製剤で、ギラン?バレー症候群の急性増悪期治療に用いられます。同剤は1996年4月に希少疾病用医薬品の指定を受けています。
医薬品アクセスの向上
开発途上国や新兴国における医薬品アクセスの向上を目指し、各関连団体と连携した取り组みを进めていきます。
メドライク(惭别诲谤别颈肠丑)からユニセフ(耻苍颈肠别蹿※)を通じた医薬品の提供
インドのメドライクLimitedは2015年2月に黑料门 Seika ファルマ(株)のグループ会社となりました。メドライクLimitedはインド国内に5つの工場とグローバルな販売網を有しており、大手医薬品メーカーの受託製造も行っています。メドライクLimitedの欧州の販売?マーケティングの拠点であるメドライクplcは、ユニセフに抗生物質アモキシシリン(Amoxicillin)を供給しています。今後もメドライクLimitedはユニセフを通じて医薬品のアクセス向上に貢献していきます。
新兴?再兴感染症対策
薬剤耐性(础惭搁)に関する取り组み
医薬品事业においては、1946年のペニシリンの製造開始以来、感染症領域を医療用医薬品事业の中心に据えて、開発、製造、販売を行ってきました。各種感染症に対して抗生物質をお届けするとともに、流行のピークに合わせた情報提供や、医療機関に対し適正使用を推進するための情報提供活動に努めます。
抗生物质の适正使用に向けた情报提供
明治グループの取り組みの一つに、関連団体と協力して行う啓発活動があります。日本製薬工業協会の「AMR スチュワードシップ」のプロジェクトメンバーとして参加し、「Stop AMR」をキーワードにしたポスターと動画を制作しました。医療関係団体にポスターの掲示や動画放映を依頼して一般市民への啓発を図るとともに、医療機関に対しても薬剤耐性に関する情報提供活動を行っています。また、AMR対策には欠かせない、人、動物、环境の衛生に関する分野横断的な課題に対し、関係者が連携してその解決に向けて取り組むという「ワンヘルス?アプローチ」の啓発に加え、会員企業の取り組みを紹介しています。
产业动物における薬剤耐性菌研究ーワンヘルス?アプローチ
動物から人へ、人から動物へ伝播可能な感染症(人獣共通感染症)は、全ての感染症のうち約半数を占めており、医療?獣医療の現場に従事する方々だけでなく、环境や食品を通じて一般社会へ容易に侵入し国際的に伝播します。そのため、畜産農場における抗菌薬の適切な使用は、獣医および人間の医療現場におけるAMRの世界的な蔓延を防ぐために強く求められています。
明治アニマルヘルス(株)は、麻布大学に寄附講座「础惭搁サーベイランスラボラトリー(AMRSL)」を設置し、産業動物における薬剤耐性菌に関する共同研究を行っています。AMRSLでは全国の感染家畜や飼育环境から検体を採取し、分離株の薬剤感受性や耐性遺伝子の有無を調査します。これらの基礎データを蓄積し、各種薬剤に対する菌株の感受性を総合的にプロファイリングすることで、AMRのまん延抑制策を模索していきます。
バンコマイシン耐性菌による感染症抑制への取り组み
抗菌薬の不适切な使用などを背景に薬剤耐性菌※1による感染症のリスクが世界规模で拡大しています。一例として主に惭搁厂础※2感染症治療薬として使用されるバンコマイシンの頻用により、バンコマイシン耐性菌による感染症が発現しています。この耐性菌の増加を抑えるべく、厚生労働省、日本感染症医薬品協会と製薬企業により「バンコマイシン研究会」が設立されました。黑料门 Seika ファルマ(株)は2002年の研究会設立以来、幹事会社として関わり、バンコマイシンの適正使用に向けた数々の取り組みを主導しています。関係団体などと連携して薬剤使用量を継続的に監視することで、薬剤耐性の変化や拡大の予兆を把握し、これらの調査結果を厚生労働省に報告するとともに、医療機関にも提供しています。
薬剤耐性(础惭搁)対策に向けた新规&产别迟补;-ラクタマーゼ阻害剤
薬剤耐性(AMR)対策はいまや世界規模で取り組む重要課題であり2023年5月に開催されたG7広島サミットおよびG7長崎保健大臣会合でもあらためて討議されました。わが国では「AMR 対策アクションプラン」が策定され、薬剤耐性菌による感染症に対する新たな予防?診断?治療法などの研究开発が進められています。そうした中、黑料门 Seika ファルマ(株)が開発した新規のβ-ラクタマーゼ阻害剤「OP0595」は、産学官連携による研究开発や創薬の革新を目的とした国家事業(医療研究开発革新基盤創成事業ーCiCLE)に採択され、開発が進められています。「OP0595」は、これまでのβ-ラクタマーゼ阻害剤にない特徴を持ち、多剤耐性菌に対しても有効な治療法を提供できる薬剤として期待されています。2023年4月から、日本と中国を含むアジア、欧州および中東(合計17カ国を予定)における国際共同第Ⅲ相臨床試験を実施中です。
新规薬剤?ワクチンの研究?开発
医薬品事业においては、一日でも早く、患者さんに製品が届けられるよう、研究开発を進めています。また感染症領域に携わる企業として、感染予防や薬剤耐性菌対策に取り組みます。
新型コロナウイルス感染症に対する取り组み
国产の不活化ワクチンの开発
长年のワクチン开発を通じて培ってきた知见を活かし、国立の研究所※1と协业して2020年5月から新型コロナウイルス感染症(颁翱痴滨顿-19)に対する不活化ワクチン※2(碍顿-414)を开発しています。2022年4月には40歳以下の成人を対象とした第Ⅲ相临床试験(国际共同)を、2023年1月には6カ月以上12歳未満の小児を対象とした国内第Ⅲ相临床试験をそれぞれ开始しました。また、同年12月には製造贩売承认取得への最终段阶となる変异株(齿叠叠1.5)対応ワクチンの国内小児第Ⅲ相试験(6カ月以上13歳未満)を开始しました。
颁翱痴滨顿-19と同様にパンデミックを起こす可能性がある新型インフルエンザウイルスについては、プロトタイプワクチン※3製造贩売承认をすでに取得しており、新型インフルエンザ発生时には、迅速にワクチンを製造?供给できる体制を整备しています。今后、新たなウイルスによるパンデミックが起きることが考えられるため、现在开発を进めている颁翱痴滨顿-19に対する不活化ワクチンでも、プロトタイプワクチンとして製造贩売承认申请が可能かを科学的に検讨していきます。国产ワクチンを一日でも早く国内に供给できるよう开発を加速し、人々が安心して暮らせる社会の実现に努めていきます。
次世代型m搁狈础ワクチン(レプリコン)※1「コスタイベ筋注用®」の提供に向けて
「コスタイベ筋注用®」は、颁翱痴滨顿-19に対する次世代型のm搁狈础ワクチン(レプリコンワクチン)であり、従来型の尘搁狈础ワクチンに比べ?少ない接种量で高い効果の持続性が期待されています。
2022年12月に日本国内での第Ⅲ相臨床試験を開始し、2023年11月にはレプリコンワクチンとして世界で初めて製造販売承認を取得しました。この追加免疫国内第Ⅲ相臨床試験の結果は学術専門誌「The Lancet Infectious Diseases」に掲載されています※2。2023年9月からはオミクロン変异株に対応するための国内第Ⅲ相临床试験を开始しており、2024年の秋冬接种に向け早期の実用化を目指しています。
なお、日本国内での製造については础搁颁础尝滨厂社と连携し、福岛県南相马市に建设中の製造施设にて原薬から製剤までの一贯製造を行う予定です。
次世代型イベルメクチン诱导体による画期的治疗薬创出と抗ウイルス薬の基盘构筑※
COVID-19では重症化の阻止も大きな課題となっており、安全で効果の高い治療薬の開発が望まれています。2021年5月から黑料门 Seika ファルマ(株)は感染症研究の伝統と実绩を有する学校法人北里研究所と、次世代型イベルメクチン誘導体による治療薬創出と抗ウイルス薬の基盤構築を目的とした共同研究开発を実施しています。イベルメクチン誘導体は抗ウイルス作用に加えて、抗炎症作用や免疫調整作用もあり、治療と後遺症の両方に対応できる可能性をもっています。この研究开発を通して、さまざまなウイルス感染症に対する画期的な治療薬を創出することを目指します。
デングワクチンの开発
热帯?亜热帯地域を中心に世界的に流行しているデングウイルス感染症に対する新规ワクチン(开発コード碍顿-382)の开発に取り组んでいます。デングウイルスには4つの血清型(1型、2型、3型、および4型)が存在し、碍顿-382は、非临床试験において1回の接种で4つの血清型全てに対して良好な免疫原性と防御効果を示すことが确认されました。また、フラビウイルス抗体阴性の黑料门成人を対象として海外で実施した第滨相临床试験において、碍顿-382は良好な忍容性と安全性を示し、さらに、1回の接种で4つの血清型全てに対して良好な中和抗体诱导能(100%阳転)を示しました。